万年筆のインク瓶が浅い時の対策

万年筆とインク沼に落ち、地味に困っていること。
たまにインク瓶が浅いやつおる……!

首軸が浸かるかどうか……くらいで、コンバーターにインクが入れづらくて困る。
というかニブの先がインク瓶の底に当たりそうで怖い、いや嘘です、1回底に当てちゃいました。
これはあかん……ということで色々調べる。

注射器のようなもので入れる、という方法もあるようだけど、私はかなりの不器用だし、めんどくさがりなので、毎回それをするのもな……と思い、ネットサーフィンをする日々。
そんなある日、このような記事を見つけた。

ほう?これは楽だし便利そう。
てことで早速、キングダムノートのインク瓶とセーラーのインクリザーバーを購入した。


そして今日、コンバーターが空になったので開封してお試しする。
まずキングダムノートのインク瓶に、セーラーのリザーバーを投入。

先程の記事に書いてあったとおり、ぴったり瓶におさまった。

そして、瓶の蓋にもなっているスポイトでインクを吸って、瓶の中のリザーバーにインクを入れる。

首軸浸かるくらいの高さを得れた気がする。

では早速吸入の儀。

おお、首軸がしっかり浸かってる。
この後、きちんとニブを底につけず、インクを吸入することができた。

スポイト付きの蓋はねじ式になっていて、しっかり閉めることができる。
また、プラスチックのカポッとはめる蓋もついているので、うっかりスポイトを押してしまう、ということもない。多分。
これでインク瓶が浅くても、ニブを底につけずに吸入できるようになった。
かなり便利だ。やったね。

実はこの運用にて、思わぬ副産物も得ることができた。
私は日頃、サンビーの「INK BIYORI」という、スタンプ台を愛用している。


こちらは万年筆のインクを使って、スタンプ台が作れるものだ。
スタンプに好きなインクが使える、とっても素敵なものだ。
ただ、インク量にもよるけど、大体1日2日でインクが乾くので、その度にスポイトでインクを取って、スポイトを洗うってのが面倒だった。

しかし、今回購入したキングダムノートのスポイト付きインク瓶を使えば、毎回スポイトを洗わなくていい!
もちろんインク瓶に入れた色のインクしか使えないけど、このインク瓶を数本購入しておけば数色同時に使用することもできる。
これが私にとってはかなり便利だった。
おかげで毎日手帳に日付印を押したり、天気のスタンプ押したり、とかが、好きなインクで楽にできるようになった。

モザイクまみれだし、このページは日付印と天気のスタンプしかないけど、こんな感じで日記を書くのに使っている。
この使い方をしたいだけなら、セーラーのリザーバーは必要ないと思うけど、インク残量が少なくなった時の吸入にも使えるので、1個2個くらいはリザーバーも買ってていいかもと思う。
そんなこんなで、私にとってはかなり有用な情報だった。
記事を書いてくださった方、ありがとうございます。
浅い瓶にお困りの方、気軽にスポイトでインクを取りたい方(?)、ぜひ試してみてください。

一応画像に出てきた日付印はこちら。

天気のはんこはこちら。

ただ結構サイズが大きいので、最近はこっちを使ってる。